老後に住む場所を決めるいくつかのポイント
40歳を過ぎてくると、段々と会社を辞めた後の事を考え始めますよね。「あれもしたい」「これもしたい」。色んな事が出てきます。
もちろん、「老後はどこに住もうか?」なんて事も出てくるでしょう。「都会が良い?田舎が良い?」と考えるのは楽しいけど、よく考えないと住んでから大変な事になるかもしれません。
そこで、老後の住まいを考えるとき、気になるポイントなんかをお伝えしたいと思いますので、参考にしてみて下さい。
病院が近くにある
もうね、「老後に住む場所」と考えた場合、この「病院が近くにあること」は欠かせません^^;
大きな病院もそうだけど、歯医者とか整形外科とか内科とか。間違いなく若い頃よりお世話になる確率が高いですからね、ここは必ずチェックしたいところです。
生活に必要な施設への移動はどうする?
例えば、スーパーまでの距離は?歩いて行けるのかバスを使うのか。駅から自宅までは、どうやって帰るのか。とかですね。
やっぱり高齢になれば、車の運転は危険が増します。「もう歳だから危険だな」と思っても、移動する手段として「車しかない」のなら、車を運転せざるを得ません。
なので、生活に必要な施設への移動手段も検討したいところです。特に「病院」「スーパー」「役所」ですね。
注意
高齢者の移動手段の補助や助成金は、各自治体で行われています。が、ここで注意して欲しいのが、適用されるための「条件」が結構厳しいと言う事です。
例えば
- 75歳以上の者のみで構成されている世帯で、市町村民税が非課税の世帯
- 要支援・要介護の認定を受けている方
などがあります。なので、健康で65歳くらいと若い方は受けるのが難しいです。適用される年齢までは、年金から移動手段のお金を出す必要があります。
コミュニティー・サークルなどがある所を選ぼう
これは「必ず入ろう」ではなくて、「いつでも他人と接する機会があるか」という事を指しています。
と言うのも、仕事も辞め、趣味も「自分だけで行うもの」の場合、「1日中、誰とも話をしない」なんて事が起きてきます。
これは、年齢に問わず、良くないことだと思っています。やっぱり、誰かと話をして刺激を受ける事で、人間らしい生活が出来ていくと思うんですね。
と言う訳で、コミュニティーがあるかどうか、も検討して欲しいところです。
住みたい街の状況を確認する
これは、人口の増減や財政に問題は無いか等の確認です。大都会などでは問題ないかもしれないけど、田舎へ行く場合は、気に留めた方が良いと思います。
もし、人口が減り続けてたり、財政が赤字になっているような街では、今は受け取ることが出来ている「福祉」が受けられなくなる可能性がありますからね。
ちょっと夢が無くなるようなポイントですけど、その街を「終の棲家」と考えているなら、大事な事だと思います。65歳くらいから住んだとしても、たぶん10年以上は住むでしょうからね。
まとめ
老後の住まいを考えるのは凄く楽しいけど、実際に生活をしたときの事を考えて決めるのも大事だと思います。
「海が好きだから」「山が好きだから」だけで移住すると、大変になるかもしれませんからね。よく考えて老後の住まいを決めて下さいね。